いもほり

今日、出勤途中に幼稚園児くらいの子どもたちが遠足か何かに行くために最寄り駅にうじゃうじゃいた。まあそれはうるさいくらい元気だし、先生たちも手を焼いているようだった。

僕は幼稚園が嫌いだった。結構な不登園だった。「地元の悪い園児はだいたい友達」みたいなグレているタイプの不登園ではなく、行きたくないし楽しくなかったのだと思う

それでもやっぱり親に無理やり連れていかれた日もそこそこあって、その一つがその遠足みたいなイベントだった。そこそこの田舎なので電車なんか使わずに、みんなでバスに乗って、芋ほりにいく活動だった。家の中で芋っていた俺を芋掘りに行かせるとはなかなかのものだ。

ただ、その芋畑が俺の家からものすごく近かった。バスで芋畑についたとき、歩いて帰ろうと思ったのを覚えている。帰りたかった。帰りたいと泣き喚いている間に芋堀りが終わって幼稚園に連れて帰られた。

数少ない幼稚園の記憶を思い出してなんだかエモい一日になりそうだ。でも、帰りてえなあ